【国宝仏像】四天王立像【東寺】の解説と写真
木造四天王立像(講堂安置)(もくぞうしてんのうりゅうぞう) 分類 国宝 ※4躯で1件の国宝指定 ジャンル 美術品・彫刻 時代 平安 構造・形式等 木造 持国天183.0cm 増長天184.0cm 広目天172.0cm 多 […]
木造四天王立像(講堂安置)(もくぞうしてんのうりゅうぞう)
分類 | 国宝 ※4躯で1件の国宝指定 |
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ジャンル | 美術品・彫刻 |
時代 | 平安 |
構造・形式等 | 木造 持国天183.0cm 増長天184.0cm 広目天172.0cm 多聞天198.0cm |
国宝指定年月日 | 1954年03月20日 |
所有者 | 宗教法人教王護国寺 |
安置場所 | 東寺(教王護国寺)講堂 |
所在・エリア | 京都洛中 |
ホームページ | http://www.toji.or.jp/ |
東寺講堂の四隅に配される四天王。
どれも台座も含め一木から掘り出されている。
多聞天の彩色は明治17年に補色されたもの。
乾漆などは用いず、木を彫り上げることのみで完成されている。
平安初期の木彫彫刻の傑作といえる。
東寺講堂は、立体曼荼羅として知られる。
四天王像はこの曼荼羅の一員であり、曼荼羅も守る仏像でもある。
講堂に拝観すれば基本的にはいつでも拝見できる。
四天王立像の写真
増長天 ※ 小川一真『東京国立博物館 研究情報アーカイブス』1888年(保護期間満了)持国天 ※ 小川一真『東京国立博物館 研究情報アーカイブス』1888年(保護期間満了)