【国宝仏像】千手観音坐像(湛慶作)【三十三間堂】の解説と写真

木造千手観音坐像〈湛慶作/(蓮華王院本堂安置)〉(もくぞうせんじゅかんのんざぞう) 分類 国宝 ジャンル 美術品・彫刻 時代 鎌倉 1251年〜1254年 構造・形式等 木造 国宝指定年月日 1990年06月29日 所有 […]

木造千手観音坐像〈湛慶作/(蓮華王院本堂安置)〉(もくぞうせんじゅかんのんざぞう)

分類 国宝
ジャンル 美術品・彫刻
時代 鎌倉
1251年〜1254年
構造・形式等 木造
国宝指定年月日 1990年06月29日
所有者 妙法院
安置場所 蓮華王院(三十三間堂)
所在・エリア 京都洛中
ホームページ http://sanjusangendo.jp/b_1.html

両脇にそれぞれ500体の千手観音菩薩立像と、28部衆、風神雷神に囲まれ中心に坐する丈六の千手観音坐像。
造像は慶派仏師の湛慶晩年の作。
丈六の千手観音坐像の典型ともいえる像容で、光背・天蓋とともに端正な姿をみせている。

三十三間堂に入ると1000体以上の仏像空間に圧倒されるが、その1対1体が鎌倉彫刻の傑作であり、本像もそのひとつ。
平安仏の典型が定朝の阿弥陀仏であるとすれば、本佛は鎌倉後期の典型ともいえる。

千手観音坐像の写真

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