木造俊乗上人坐像(俊乗堂安置)
分類 | 国宝 |
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ジャンル | 美術品・彫刻 |
時代 | 鎌倉 |
構造・形式等 | 木造 |
国宝指定年月日 | 1951年06月09日 |
所有者 | 東大寺 |
安置場所 | 東大寺俊乗堂 |
所在・エリア | 奈良公園 |
ホームページ | http://www.todaiji.or.jp/contents/function/buddha2.html |
7月5日(俊乗忌)、12月16日(良弁忌)にのみ開扉される秘仏。
モデルとなった俊乗房重源上人は、東大寺再興の祖。
平重衡の南都焼討によって伽藍の大半を焼失した東大寺の再建を指揮する東大寺大勧進職となった重源は、齢61にして資金調達から実際の再建事業までおこなった。
東大寺南大門、開山堂、法華堂礼堂は俊定が携わった建築が今も残っている。
俊乗房重源上人坐像は鎌倉期の写実的な木造彫刻の優品として貴重。
ちなみに、「俊乗」「重源」という2人の人物ではなく、どちらも同じ人物の別名。
俊乗は法師名。
俊乗上人坐像の写真
※Japanese Temples and their Treasures, Vol.3, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)(保護期間満了)