【国宝仏像】賢菩薩騎象像【大倉集古館】の解説と写真

木造普賢菩薩騎象像(もくぞうふげんぼさつきぞうぞう) 分類 国宝 ジャンル 美術品・彫刻 時代 平安 構造・形式等 国宝指定年月日 1967年06月15日 所有者 公益財団法人大倉文化財団 安置場所 大倉集古館(東京国立 […]

木造普賢菩薩騎象像(もくぞうふげんぼさつきぞうぞう)

分類 国宝
ジャンル 美術品・彫刻
時代 平安
構造・形式等
国宝指定年月日 1967年06月15日
所有者 公益財団法人大倉文化財団
安置場所 大倉集古館(東京国立博物館)
所在・エリア 東京

普賢菩薩は白象に乗り、文殊菩薩は獅子に乗る。
普賢菩薩の相方である文殊菩薩の騎獅子像は作例が多いが、普賢菩薩の騎象像はそれほど多くない。
本像もそれほど大きい像ではないが、現存する賢菩薩騎象像の中では最大。
6本牙の白象の彫刻と、その上に乗り合掌する普賢菩薩のバランスが素晴らしく、気品あふれる作品。

所有者である大倉集古館蔵は東京「ホテルオークラ」の敷地内にある小さな展示室。
大倉集古館は2019年まで改修工事のため閉館中。
工事が始まる前は、この国宝・賢菩薩騎象像も常時展示されていました。
工事期間中は東京国立博物館に寄託されており、2017年5月9日〜7月23日までは本館1階11室にて通常展示されている。

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