【国宝仏像】丈六阿弥陀三尊立像【浄土寺】の解説と写真

木造阿弥陀如来及両脇侍立像(浄土堂安置)(もくぞうあみだにょらいおよびりょうきょうじりゅうぞう) 分類 国宝※3躯で1件の国宝指定 ジャンル 美術品・彫刻 時代 鎌倉 構造・形式等 木造 国宝指定年月日 1964年05月 […]

木造阿弥陀如来及両脇侍立像(浄土堂安置)(もくぞうあみだにょらいおよびりょうきょうじりゅうぞう)

分類 国宝
※3躯で1件の国宝指定
ジャンル 美術品・彫刻
時代 鎌倉
構造・形式等 木造
国宝指定年月日 1964年05月26日
所有者 浄土寺
安置場所 浄土寺浄土堂
所在・エリア 兵庫県

仏師快慶の作ともされる丈六の阿弥陀三尊立像。
中心の阿弥陀像は像高530cm、須弥壇もあわせれば750cmにもなる。
丈六仏で坐像ではなく立像で阿弥陀三尊像という作例では現存する唯一のもの。
安置される浄土堂自体も国宝指定で、その中に安置された天を突くような3体の巨大な仏像は他では見ることができない。
私も10年前に伺ったきりであるが、その姿は今でもはっきりと覚えている。
快慶は自ら「アン阿弥陀佛」と名乗ったように熱心な阿弥陀信者で阿弥陀仏を多く彫ったが、これほど巨大なものは珍しい。
本像は阿弥陀来迎の姿を描いたとみられる。

文化庁 国指定文化財等データベースより抜粋

中尊は五メートルをこえ、両脇侍【わきじ】も四メートルに近い巨像で、鎌倉初期の彫刻の中で最もすぐれたものの一つである。東大寺を再興した高僧重源【ちようげん】が、その一生の間に各地に丈六【じようろく】の仏像を残したことは、彼の造寺・造仏事業を記録した作善集【さぜんしゆう】によって知られるが、この三尊はその一つであり、しかも現在完全な姿で残っている唯一のものである。重源の造仏には仏師快慶が大きな役割りを果たしており、この三尊にも快慶の作風にきわめて近いものがみとめられる。宋風の様式をとり入れ、しかも一種の絵画的な趣致を表現しているところには、重源その人の好尚もうかがわれて興味深い。
※出典:国指定文化財等データベース(http://www.mext.go.jp/

浄土寺丈六阿弥陀立像の写真


※ Japanese Temples and their Treasures, Vol.2, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)

安置場所の地図