今回は、西洋館とバラと庭園でおなじみの「旧古河庭園」
しだれ桜が有名な今に残る名園「六義園」(りくぎえん)
そして東大附属の「小石川植物園」を散歩しました。
※6月の写真です
おすすめの散歩コースです。
今回は行っていませんが、さらに「小石川後楽園」まで足を伸ばすのもオススメです。
小石川後楽園はカワセミやタヌキも住む名園です。
旧古河庭園
西洋館はジョサイア・コンドルの作
日本近代建築の偉人で、鹿鳴館やニコライ堂の作者
バラでも有名な西洋庭園もジョサイア・コンドルの作
日本庭園は近代日本庭園の偉人、七代目小川治兵衛(通称:植治)の作
庭好きならピンとくる偉大な庭師です
西洋館も庭も見事。
文化財として、お庭として、バラ鑑賞として、さまざまな楽しみ方ができます。
六義園
六義園(りくぎえん)は、将軍綱吉のブレーンとして活躍した柳沢吉保(やなぎさわよしやす)が造った大名庭園。
江戸時代、日本各地の大名は江戸に別邸がありました。
そして、どれだけ素晴らしい大名庭園を造るかで競い合いました。
現存する大名庭園は
小石川後楽園(水戸藩:徳川頼房)
六本木ヒルズの毛利庭園(長門長府藩:毛利綱元)
浜離宮恩賜庭園(松平綱重別邸)
旧芝離宮庭園(小田原藩:大久保忠朝)
清澄庭園(下総関宿藩:久世家下)
旧安田庭園(丹後宮津藩:本庄宗資)
などがあります。
六義園はしだれ桜が有名。
紅葉も綺麗です。
園内でお抹茶もいただけます。
お茶室
小石川植物園
六義園を出て徒歩20分くらい。
壁に囲まれた広いエリアがあります。
これが小石川植物園。
正式名称は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」。
前身は、江戸幕府が開いた「小石川御薬園」。
西洋医学が入る前に重要であった「薬草」を栽培したり研究したりする幕府の機関でした。
現在でも薬草園があります。
さまざまな薬草が植えてあり、効能も書いています。
飢餓対策のサツマイモもここで試験的に栽培されました。
江戸を影から支えた薬草園が、現在は東京大学の研究施設として利用されています。
シダ園があります。
日本に自生するさまざまなシダ植物をみることができます。
園内は広大。
都心なのに、森林の中で迷います。
入り口で貰えるマップは持ち歩きましょう。
1923年、関東大震災が発生。
ここ小石川植物園は避難所として利用されました。
これはその記念碑。
植物見本園。
こんな感じでさまざまな植物が展示されています。
園内には森があります。
これはサルスベリの巨木
落羽松(らくうしょう)の気根。
庭園好きの方なら新宿御苑でおなじみ。
園内に売店もあります。
カレーなど簡単な食事も可能。
余裕があれば、さらに小石川後楽園へ。
朝スタートして、後楽園までゆっくり楽しめば丁度夕方くらいです。