【国宝仏像】僧形八幡神(快慶作)【東大寺】の解説と写真
木造僧形八幡神坐像(快慶作)(八幡殿安置)(もくぞうそうぎょうはちまんしんざぞう) 分類 国宝 ジャンル 美術品・彫刻 時代 奈良 1201年 構造・形式等 木造 像高87.5cm 国宝指定年月日 1957年02月19日 […]
木造僧形八幡神坐像(快慶作)(八幡殿安置)(もくぞうそうぎょうはちまんしんざぞう)
分類 | 国宝 |
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ジャンル | 美術品・彫刻 |
時代 | 奈良 1201年 |
構造・形式等 | 木造 像高87.5cm |
国宝指定年月日 | 1957年02月19日 |
所有者 | 東大寺 |
安置場所 | 東大寺八幡殿 |
所在・エリア | 奈良公園 |
快慶作。
像内に長文の銘がしるされていて、作者が快慶であること、建仁元年(1201年)10月27日に開眼されたことがわかる。
神像としては異例なほど写実的で、目鼻立ちから衣紋まで肖像彫刻を思わせる。眼に玉顔が入らないのは神像と通例のまま。
800年経過しているとは思えない保存状態のよさで、台座や光背のみならず、右手に持つ銅製の錫杖までも当時のまま。
彩色も見事に残っている。
通常非公開で、10月5日に東大寺「勧進所八幡殿」の開扉があるのみ。
僧形八幡神の写真
※ Japanese Temples and their Treasures, Vol.3, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)