木造千手観音立像(旧食堂安置)(もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう)
分類 | 国宝 |
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ジャンル | 美術品・彫刻 |
時代 | 鎌倉 1223年~1228年~1229年 |
構造・形式等 | 桧材、寄木造、漆箔、玉眼 像高520.5cm |
国宝指定年月日 | 1967年06月15日 |
所有者 | 興福寺 |
安置場所 | 興福寺国宝館 |
所在・エリア | 奈良公園エリア |
ホームページ | http://www.kohfukuji.com/property/cultural/099.html |
いわゆる「丈六仏」(一丈六尺、約4.85m)。
仏(釈尊)の身長が一丈六尺あったと言われることから、これが正式な仏像の大きさとなる。
中央で合唱する手を合わせて42手ある像容でありながら、光背の形もあいまってとてもバランスがよく美しい。
旧食堂の本尊で現在は国宝館に安置されている。
文化庁 国指定文化財等データベースより
鎌倉初期の南都復興の最後を飾る木彫の巨像で、明治初年まで興福寺食堂の本尊であったが、現在は新収蔵庫の中央に安置されている。五メートル二〇センチの巨体が堂々と立つ姿は壮観で、その作風は南都復興時に活躍した慶派の様式が顕著である。なお像内には奈良時代の小金銅仏をはじめ鎌倉造像当時の鏡、経巻、印仏など多数の納入品があり、いずれも造立事情を物語る貴重なものとして、今回附【つけたり】にした。
※出典:国指定文化財等データベース(http://www.mext.go.jp/)
千手観音立像の写真
※ 工藤利三郎撮影(〜1929)『社寺建築写真帖1〜6』19世紀(保護期間満了)