銀行口座の選び方 銀行・金融機関の基礎知識

銀行口座の選び方 銀行・金融機関の基礎知識

大人の常識として知っておきたい銀行の基礎知識がわかる。銀行口座の選び方、銀行の種類、銀行でできることなど。

  • 銀行の種類や口座の種類など、銀行の基礎知識がわかる
  • メインバンクやサブバンクなど、銀行の選び方がわかる

銀行とは

銀行とは金融機関のひとつで、現代の社会生活をおこなうために必須となるもののひとつです。
銀行の機能を大まかに分類すると、お金を「預ける」「貯める」「増やす」「借りる」の4つの機能となります。

少なくても現代日本で社会生活をおこなうためには、銀行口座をひとつは持っている必要があるでしょう。
具体的には、給与などの収入を振り込んで貰うためと、水道光熱費等の支払いをおこなうために必要となります。
公共料金は「払込用紙」で料金を支払うこともできることがありますが、携帯電話料金等のサービスでは銀行口座からの「口座振替」かクレジットカードによる支払いしかない場合もあります。
クレジットカード料金は結局銀行口座から口座振替となるで、銀行口座が必要です。

銀行の最も基本となる「預ける」機能は「預金」といいます。
自分で預けるだけはなく給与等を振り込んで貰うことで自分の預金となり、預金から引き落とすことでお金を支払うことができます。

貯める」機能は、万が一の場合に預金が保護される預金保護制度もあり、安心してお金を預けて貯めていくことができます。また貯蓄に適した種類の口座もあります。

増やす」機能は投資や信託、外貨預金によりお金を増やす機能。
そして「借りる」機能は家を建てるときにはほぼ必須の住宅ローンや、銀行カードローンなどなどがあります。

銀行は、お客さんが預ける預金を資金として企業等に貸し付けをおこない、貸し付けの利息を収入としています。必然的に、銀行が預金に対して支払う利息よりも、銀行が貸し出すお金の利息の方が高くなります。

一般的に「銀行」や「銀行口座」というときの「銀行」とは、銀行法上は「普通銀行」という分類で、日本円の紙幣を発行している日本銀行や政府の金融機関(日本政策金融公庫など)は含みません。

ぎん‐こう【銀行】 ‥カウ (bank)
①一方で貯蓄者から預金を預かり、他方で貸付・手形割引および証券の引受けなどを業務とする金融機関。狭義には銀行法上の普通銀行を指す。広義には預金取扱機関と日本銀行・政府系金融機関の総称。

広辞苑 第七版 (C)2018 株式会社岩波書店

銀行口座は欠かせないと言いましたが、銀行ではない金融機関の口座もあり、銀行ではなくほかの金融機関でも問題ない場合も多いです。
信用金庫やJAバンクやろうきんなどが銀行ではない金融機関です。

きんゆう‐きかん【金融機関】 ‥クワン
資金の供給およびその仲介を行う機関。銀行・証券会社・信託会社・保険会社・信用金庫・信用組合の類。

広辞苑 第七版 (C)2018 株式会社岩波書店

銀行口座の選び方、使い分け方

メインバンク、メインバンクの選び方

収入の振り込み先として、いろいろな料金の引き落とし口座として、最も使う銀行口座です。
会社員の場合はお勤め先指定の銀行の口座となる場合があります。
※法的な拘束力はなく会社から従業員への協力のお願いとなりますが、現実的には会社指定の銀行で口座と開設することが多いようです。
「ゆうちょ銀行以外の銀行口座」としているお勤め先もよくあります。

都市銀行の口座をメインバンクとすることが多いようですが、ご自宅やお勤め先の近くに支店がある銀行や、自分がよく行く場所に支店やATMがある銀行にすると便利です。
現在では犯罪防止のため銀行口座開設は厳しくなってきており、自宅にも勤務先にも近くない支店で口座開設をしようとしても断られることがあります。

全国各地にATMがあり、ファミマ(イーネットATM)のほか多くの銀行ATMと提携している「ゆうちょ銀行」や、コンビニATMが無料で利用できたりするネット銀行をメインバンクとすることも増えてきています。

サブバンク

主に「貯める」ため預金用の口座として使うのがサブバンクです。
サブバンクの選び方として金利が高い口座を選ぶ方法もありますが、預入金額が少ないと利息も微々たるものなので、利便性で選ぶ方法もあります。

運用方法にもよりますが、毎月貯金額をメインバンクから移すことになるので、メインバンクの近くにATMがある銀行や、メインバンクと同じ銀行の貯蓄口座やネット銀行等がよいでしょう。

ゆうちょ銀行は預け入れ限度額が1,300万円までなことと、預金保険制度はどの銀行も1,000万円までしか補償されないので、この金額を超える場合にはサブバンクを複数持つこともあります。

利息で選ぶ場合はネット銀行が一番利息が高いです。

資産運用口座

投資など資産運用のための口座です。
資産運用のための口座は、資産運用の資金を入金した後は運用をおこない入出金はあまりおこないません。
資産運用口座はメインバンクやサブバンクとは別に持ち、利用する証券会社のグループの銀行とすることが普通です。

銀行でお金を借りる

銀行カードローン

銀行カードローンとは、銀行からお金を借りることができるサービスです。
「住宅ローン」や「マイカーローン」のように借りたお金の使用用途が限定されていないため、自由に使うことができるのが特徴です。
また、銀行は「貸金業者」ではないため、総量規制の対象になりません。 総量規制の対象となるのは消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングです。

銀行カードローンは一般的に毎月一定の金額が自動で銀行口座から引き落とされることで少しずつ返済していきますが、ATM等で一括で返済することもできます。

利用限度額(いくら借りられるか)は銀行により異なりますが、10万円から1,000万円の間が多く、本人の希望と属性により審査され決定さます。

※総量規制
貸金業者からの借入金額は合計で年収の3分の1までに制限される決まり。 「住宅ローン」などは除外される。

※貸金業者
銀行のように預金業務をおこなわないでお金の貸出をおこなう業者。

※属性
年収やお勤め先、過去の利用状況や信用情報、年齢や家族状況など。

住宅ローン

住宅ローンとは、自分が居住するための住宅を購入するためにのみ借りることができる限定的なローンとなります。
金利がとても低く設定されており、借入金額が高額であるため返済期間も30年以上と長いことが多いのも特徴です。

マイカーローン、教育ローン等

マイカーローンとは、車を購入したり免許を取得したりする目的限定で借りることができるローンで、教育ローンはお子様の教育資金として借りることができるローンです。
ほかにも各銀行は、このような目的を限定したローンを設定していることが多いです。

口座の種類

普通預金口座

預金や預けたお金の引き出しが自由におこなえる基本となる預金口座です。
公共料金の引き落としや給料の受け取り口座に指定できます。
金利は低めです。

定期預金口座

あらかじめ預け入れる期間を定めてお金を預ける口座で、その期間がくるまで引き出すことはできない代わりに、金利が高めとなっています。
どうしてもお金を引き出したい場合は定期預金を解約することになります。
定期預金のバリエーションとして、月々決まった額を入金して貯めていく「積立預金」、最低預入金額が1,000万円以上で金利が優遇される「大口定期預金」、金利がいい外国の通貨で預金する「外貨定期預金」などがあります。

総合口座

普通預金や定期預金がひとつの口座でおこなえるのが総合口座で、多くの銀行では普通預金の口座がイコール総合口座となっています。

当座預金口座

小切手や手形を使うために必要な口座です。
無利息ですが、預金保険制度で全額保護されます。
また、残高が足りないときには自動的に貸し付けとなり、残高不足による小切手の「不渡り(小切手の金額のほうが残高よりも大きく換金できない)」を防ぐこともできます。

その他の口座

決済口座(無利息型普通預金)

預金保険制度により1,000万円を超えた分も全額保護されるかわりに、預金に利息が付かない口座です。

貯蓄預金

預金残高の金額によって金利が変わる口座です。預金残高が多いほど金利も高くなります。

外貨預金

日本円ではなく外国の通貨で預金をする預金口座です。
円よりも外国の通貨のほうが金利が高いことが多いことのほかに、「為替レート」により預金の価値も常に変化します。

振替口座

ゆうちょ銀行特有の口座で、会費の徴収や配当金の送金など、多くの取引が予想される場合に利用されます。
サークルや町内会などの団体のほか、個人事業や店舗の口座として屋号などで口座開設が可能でもあり、法人ではなくても個人名が出ないので、フリーランスなど個人事業の事業用口座としても利用されています。
通帳もキャッシュカードもなくATMで直接出入金することができません。
無利息である代わりに預金保険制度により全額保護されます。
ゆうちょ銀行以外の銀行から振り込むときには「当座預金」扱いとなります。

預金保険制度

銀行が破綻したときに、銀行に預けている預金が補償される預金保険制度があります。
銀行ごとに1,000万円まで保護されるので安心してお金を預けることができますが、当座預金等の決済用預金を除けば、同じ銀行にいくつ口座があっても1,000万円までの保護となります。
当座預金等は全額保護されます。
注意点として、同一の銀行の別支店などに複数の口座があっても合算して1,000万円までとなりますので、1,000万円を超える預金がある場合は別の銀行に預けるたほうが安心です。

預金保護の対象となるのは、日本国内に本店のある金融機関の国内支店のみです。 保護される金融機関は銀行だけではなく、信用金庫、信用組合、労働金庫、信金中央金庫、全国信用協同組合連合会、労働金庫連合会、商工組合中央金庫です。

JAバンク(農林中央金庫)等は貯金保険制度の対象として同じく1,000万円まで保護されます。

銀行の種類

銀行や金融機関には種類があります。お金を預けたり引き出したり自動引き落とししたりできるのは銀行だけではないので、そういった機関をひっくるめて金融機関といいます。 ここでは銀行の基礎知識として、金融機関の種類をみていきます。

都市銀行(メガバンク)

まずは銀行のうち、日本国内に本拠がある銀行を国内銀行といいます。 そのなかでもとくに全国に支店をもつ5行(銀行は社ではなく「行」といいます)を通称都市銀行、あるいはメガバンクといいます。

法的根拠はなくあくまでも通称ですが、広く使われている分類です。 その中でも三大メガバンクと呼ばれるのが、俗に青・赤・緑とも呼ばれるみずほ銀行(青)、三菱UFJ(赤)、三井住友銀行(緑)です。

みずほ銀行は、全国47都道府県に進出している唯一の都市銀行で、東京都に本店があります。店舗数も西日本より東日本の方が多くあります。 全国に進出しているのは、前身である第一勧業銀行が宝くじ業務を取り扱っていたためで、宝くじ業務を引き継いだみずほ銀行も全国に店舗があります。

最も店舗数が多いのが三菱UFJ銀行です。本社は東京にあり東京銀行を母体としてるため東京に強いですが、東海銀行も母体のひとつとしているため中部地方にも強い銀行です。

三井住友銀行はシェア2位。名前の通り三井グループ(さくら銀行)と住友グループ(住友銀行)が合併した銀行です。かつての三大財閥(三井、住友、三菱)の2つが合併して話題となりました。 本店は東京ですが首都圏のほか関西圏にも店舗が多く西に強い銀行です。

三大メガバンクに入らない都市銀行にりそな銀行埼玉りそな銀行があり別の銀行ですが、りそなホールディングスという同じグループ内の銀行です。 特に埼玉りそな銀行は都市銀行ではありますが、シェアはいくつかの地方銀行より低くなっていて、埼玉に本店があります。

りそな銀行は大阪に本店があり、京阪神地区に店舗が多い銀行です。大和銀行とあさひ銀行の合併により誕生しました。国会議事堂内に支店をもち、国会図書館内にATMがあるのは大和銀時代からの名残で、永田町と縁が深い銀行ともいわれています。 前身であるあさひ銀行はさらに協和埼玉銀行、埼玉銀行を前身としており、埼玉エリアの地域密着型銀行としてりそな銀行とは別の埼玉りそな銀行として発足しました。もともとは全国をカバーするりそな銀行と、それぞれの地域を重点的に対応する○○りそな銀行を設立していくという予定だったようですが、埼玉りそな銀行だけが発足されるに留まりました。

地方銀行

地方銀行は、都道府県や市町村など地域密着型の銀行です。 スルガ銀行のように静岡・神奈川を主な範囲としながらも札幌や福岡にも支店をもつ地方銀行もあります。

細かい分類では、「地方銀行」と「第二地方銀行」があります。

地方銀行一覧

地方銀行
北海道銀行、青森銀行、みちのく銀行、秋田銀行、北都銀行、荘内銀行、山形銀行、岩手銀行、東北銀行、七十七銀行、東邦銀行、群馬銀行、足利銀行、常陽銀行、筑波銀行、武蔵野銀行、千葉銀行、千葉興業銀行、きらぼし銀行、横浜銀行、第四北越銀行、山梨中央銀行、八十二銀行、北陸銀行、富山銀行、北國銀行、福井銀行、静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行、大垣共立銀行、十六銀行、三十三銀行、百五銀行、滋賀銀行、京都銀行、関西みらい銀行、池田泉州銀行、南都銀行、紀陽銀行、但馬銀行、鳥取銀行、山陰合同銀行、中国銀行、広島銀行、山口銀行、阿波銀行、百十四銀行、伊予銀行、四国銀行、福岡銀行、筑邦銀行、佐賀銀行、十八親和銀行、肥後銀行、大分銀行、宮崎銀行、鹿児島銀行、琉球銀行、沖縄銀行、西日本シティ銀行、北九州銀行

第二地方銀行
北洋銀行、きらやか銀行、北日本銀行、仙台銀行、福島銀行、大東銀行、東和銀行、栃木銀行、京葉銀行、東日本銀行、東京スター銀行、神奈川銀行、大光銀行、長野銀行、富山第一銀行、福邦銀行、静岡中央銀行、愛知銀行、名古屋銀行、中京銀行、みなと銀行、島根銀行、トマト銀行、もみじ銀行、西京銀行、徳島大正銀行、香川銀行、愛媛銀行、高知銀行、福岡中央銀行、佐賀共栄銀行、長崎銀行、熊本銀行、豊和銀行、宮崎太陽銀行、南日本銀行、沖縄海邦銀行

ネット銀行

主に実店舗を持たずインターネット上やコンビニATM等でやりとりをする銀行です。 店舗を持たないため人件費や店舗維持費がかからず、預金金利やATM利用手数料、振込手数料等が他の銀行よりも有利なのが特徴です。

ネット銀行一覧

PayPay銀行、ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行、auじぶん銀行、GMOあおぞらネット銀行、みんなの銀行

ATM銀行、その他の銀行

上記の分類にない新しいタイプの銀行です。
セブン銀行、イオン銀行 ローソン銀行、新生銀行、あおぞら銀行、SBJ銀行

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行とは、郵便貯金が前身となった銀行で、全国の郵便局にATMや支店(日本郵便が代理店として業務をおこなう店舗も多い)があり、貯金残高も日本一の銀行ですが、都市銀行ではない少し特殊な銀行です。 他の銀行にはない特徴として、預け入れ限度額が1,300万円と決まっています。

信託銀行

通常の銀行業務のほかに、「信託業務」や「併営業務」をおこなっている銀行を信託銀行といいます。
「信託業務」とは、企業や個人の財産を預かり管理や運用をおこなう業務で、お金だけではなく株や不動産なども対象としています。
併営業務は、不動産や遺言に関連する業務です。

信託銀行一覧

三菱UFJ信託銀行 みずほ信託銀行 三井住友信託銀行 ニューヨークメロン信託銀行 日本マスタートラスト信託銀行 ステート・ストリート信託銀行 SMBC信託銀行 野村信託銀行 オリックス銀行 農中信託銀行 新生信託銀行 日証金信託銀行 日本カストディ銀行

信用金庫

銀行は株式会社なので、株主の利益が優先されます。
いっぽう信用金庫は会員や地域社会の利益が優先される共同組織の非営利法人で、営業地域が限定され、預金者から預かった資金の使い道も地域に限定されています。

信用組合

信用組合はさらに限定的で、組合員の相互扶助を目的としてる非営利法人です。
預金ができるのも基本的には組合員だけとなります。

ろうきん(労働金庫)

ろうきんは、労働組合や生協などの会員の相互扶助を目的としてる非営利法人です。

JAバンク

JAバンクは金融機関のひとつで、JA(農業協同組合)、信連(信用農業協同組合連合会の信用事業と)、農林中金(農林中央金庫)によって構成されています。
基本的には農家ではない人でも口座を作ることができて、コンビニのATM等も利用できます。

銀行に関わる用語

預金と貯金

預金とは、お金を金融機関等の口座に預けることをいいます。
銀行のATMや窓口で「預け入れ」をしたり、他の銀行等から「振り込む」ことで預金となります。
他者が自分の銀行口座に振り込んだお金は、給料等の正当なものであれば自分が預けたお金として自分の預金となります(お金の所有者が自分となる)。

貯金とは、一般的には『貯金箱』でわかるようにお金を貯めることを言いますが、金融の世界ではゆうちょ銀行やJAバンクにお金を預けることを言います。

銀行や信用金庫の場合は「預金」、ゆうちょ銀行やJAバンクでは「貯金」。

一般生活のうえでどちらにも差はありませんが、歴史上の過程から分かれています。

※ゆうちょ銀行は銀行ですが、民営化前までは「郵便貯金」となっていたためそのまま「貯金」といわれています。法的な扱いは「預金」です。

利息、利子、金利

利息も利子も同じことを意味していて、借りたお金の使用料として借りた人が貸した人に払うお金のことをいいます。
ですが一般的には、利息はお金を貸した人が借りた人から受け取るお金のことで、利子とはお金を借りた人が貸した人に支払うお金のことで、貸した側がいうと利息、借りた側がいうと利子となります。

このほかにも、銀行は利息といい、ゆうちょ銀行などの貯金は利子といったりします。どちらも同じ意味ですが、法律でも「利息制限法」という法律があるかと思えば、「所得税法」などでは「利子」と言ったりします。

どちらにしても、利息や利子とは、お金を貸し借りしたときに、実際に貸し借りしたお金にプラスする手数料や利用料のようなもの、といえます。

例えば「年利1%」であれば、「1年間で1%の利息」ということなので、元本(がんぽん、げんぽんではない。実際に貸し借りしたお金)が10,000円の場合は、「10,000円×1%=100円」なので、利息100円となります。

利息、利子のことを金利ともいいますが、一般的にはパーセントの方を指す場合に使います。
「金利1%で、1年間の利息が100円」のように。

金利には変動金利と固定金利があり、変動金利は6ヶ月ごとなどに金利が見直され、固定金利は最初に設定した金利が最後(満期日など)まで変わりません。

きん‐り【金利】 資金を一定期間貸したことに対して支払われる報酬。利子。また、利子額の元金に対する割合。「―を引き下げる」

広辞苑 第七版 (C)2018 株式会社岩波書店

振替、振込、口座振替

振替とは、同じ銀行に複数の口座を持っている場合、その口座間でお金の移動をすることを言います。
普通口座から貯蓄口座へとお金を移すとき等に利用します。
一般的に手数料はかかりません。

振込は、そのほかの口座にお金を移動させることを言います。
他人の口座にお金を「振り込む」とか、違う銀行の自分の口座にお金を振り込みことです。
一般的には金額に応じた手数料がかかりますが、ネット銀行などでは条件次第で無料としている銀行が多いようです。

口座振替は、電気料金などなんらかのサービスの料金を、自分の口座から自動で引き落としするサービスをいいます。
一般的に手数料はかかりませんが、事前に手続きが必要です。

小切手、手形

小切手も手形も現金を持ち歩く必要がないため、商取引で利用される有価証券です。
小切手を現金に代わりに渡す(小切手を振出す)と、受け取った人が銀行で換金できます。そのお金は、小切手を渡した人の口座から差し引かれますが、小切手を振出すには当座預金という口座が必要です。

手形も基本的には小切手と同じですが、支払期日の設定ができることと、記載できる金額が大きいことが特徴です。手形を渡されても支払期日が来るまでは換金できません。

銀行員

銀行員はとても転勤が多いことで有名です。
2〜3年ごとに転勤をし、転勤が決まってから実際に転勤するまで1〜2週間というスピード転勤です。
これは、融資関連にある企業や個人との癒着やなれ合いを防ぐためや、行内のなれ合いや権限の集中による横領などを防ぐためとも言われています。

頭取

都市銀行や地方銀行などの代表者は、社長ではなく「頭取」といいます。 信託銀行などでは社長といい、日本銀行は「総裁」という。ただし、りそな銀行やスルガ銀行などは頭取ではなく「社長」といっているように、特に決まりがあるわけではありません